おかねのはなし2 負けパターンについて
負けパターンについて。
負けパターンはおおよそ3つしかない。1つは自分の損失許容範囲を見積もらずにレバレッジをかけまくって自滅するパターン。2つ、その銘柄、会社を信じすぎて(好きすぎて)感情フルコミットからなる塩漬けパターンだ。3つ、勝てていたやり方が通用しなくなった。のどれかである。
前者は自信家タイプ。自分の頭脳はその他の人たちより抜きん出ている→自分の思考をマーケットに反映すればきっとうまくいくはずだ!というわけ。60キロ制限の道を自分の頭脳というレバレッジを効かせて200キロで走ってるイメージ。大抵はスピード違反で免許剥奪級の事態になるのだが。
この人たちは無理なレバレッジをかけて先物オプション、FX、信用トレードで二階建て、など積極的に狙っていくスタイル。命懸けトレードである。わたしはやったことないけど。
衝撃的だったのは、さっかくさん。ずーっと個別株でコツコツやってきた人だったのに、先物を始められて。最初はうまく行ってたそうな。100万の口座が売買ゲームで増えてって、気持ちよくなってしまったらしい。気持ちは痛いほどわかる。そして一撃をくらってしまって、ほぼ退場か。Twitterから姿を消してしまった。尊敬していただけにこんなに悲しいことはない😢
ここからは余談だが、引き際の流儀について考えておけば、幸せに暮らせたかもなといつも思う。すごく調子が良くても、所詮コインの表裏を予想するようなゲームに近いとわたしは思っているので、勝率100%はありえないしどこかで必ず負けるのだ。つまり儲かっている時に止められるかが問題であると思う。詳しくはてんどんさんのブログに預けたい。
おかねのはなし
日直ひまなので更新します!
実は学生の頃から手っ取り早くお金持ちになりたい。(働きたくない)という浅はかな思いから株を勉強している。
中途半端に本やブログを読みあさってみた。いろいろなやり方があるということがわかったし、それぞれ試してもみたが、さして成績は残せていない。(儲かってなどいない)
ここ5年くらい向き合ってきた中で自分はたくさん損もしたし、儲かった時期もあった。きっと損失の方が大きいけどその感覚がたまらなく楽しくずーっと向き合っている。マーケットを通して自分の小さい資産と経済がリンクしてることを実感する面白さはたまらない。
そしてもうひとつ面白いのがTwitter界隈の人々。さすがに5年くらい株クラをウォッチしてると、この人はこんなやり方で資産を築いた。この人はこう。この人はこうやって築いた資産をすっからかんにした。などなど、いろんな人を見てきた。
自分1人で経験できる体験なんてやっぱり1人分なので、そうやって他人さまの様子から勝ちパターン、負けパターンを見れたのは大きい。
勝ちパターンというのは本当に沢山ある。いくつか例をあげようと思ったけど、ありすぎてやめることにする。その一方負けパターンはだいたい一緒。勝ちに不思議の勝ちあれど、負けに不思議の負けなし。なのである。
次の記事で負けパターンについて書いてみたい
転職した過ぎてブログを書く
タイトル通り、転職したい。
ま、ずっと言ってる事なんですけどね。とりあえず思うこと2点について書きなぐる
1営業担当の必要性
こちとら一応金融機関で働いておる。最近コロナのせいで渉外活動に支障が出ている。
感染リスクを考えると待ったく外に出れないのだ。当然、外回りの渉外担当は苦しい。
と思いきや、共済実績は予想通り数字が上がらず厳しい現状である一方、信用実績は案外影響が出ていない。信用渉外とは、預金残高を確保したり融資を伸ばしたりするために存在しているのであるが、まったくといっていいほど影響がない。
ここまで差が出る理由として考えられるのは、お金がない人は借りざるをえないので、自然発生的であり、渉外が出向かずともお客さんの方から支店に足を運んでくれるという違いがあるように思う。共済はお金かかるから入りたくないし、そもそも困ってからでは入れないのだ。
そのように考えると、ぼくが働く支店では、信用と共済が2人づつ在籍しているが、絶対に信用渉外は一人で十分な気がしている。2人といっても片方はやるきがなく、いつも事務所で指遊びをしているような男だ。知識はあるようで事務処理に長けているので、来たお客様を捕まえるのは得意みたいだけど、それでは渉外の仕事をしているとは言えないのではないか。となれば、信用渉外は一人、片割れは苦しい共済渉外に回した方が支店としてはうまく回る気がする。2人でノルマをわけるより、3人で分けた方が賢明でしょ。
つまりこのコロナ騒動で浮き彫りになった、信用渉外の要らなさ。
コロナは凶悪だけれども、今の矛盾を浮き彫りにした面もあるよね
「仕事がなくなる」についての疑問 生産性革命
「AIが進化して人間の仕事がなくなる」と言われて久しい。メガバンクでは5年連続で採用人数を減らしているが、最近はそういう話すらあまりニュースにならなくなった。要するに「飽きちゃった」のだと思う。
https://www3.nhk.or.jp/news/special/sakusakukeizai/articles/20190402.html
あえてその話をしたいのは、AIの研究が進展しても、みんなの意識が変わらなければ意味がないと思うという話をしたいだけである。
わたしは経理、金融窓口、というおそらくAIによって淘汰されるであろう仕事をしてきた&している。ぶっちゃけ、意味ないなーーと思いながら仕事をしている。マネーフォワード のようなサービスが普及して、キャッシュレスが進めば、こんな作業は全然必要ないのにと思う。その一方でその(本質的には無駄な)仕事のおかげてお給料を頂けていることも事実なので、一生懸命やっているのだけれども。
経理の仕事だってキャッシュレスでやればあとはちょいちょい仕訳、細かな修正をすればいいだけだ。入出金、振込、定期の作成はATMでできることだ。技術的にはもう、人の仕事なんて少なくて済むのだ。
もちろん全体としては減っていくことは間違いないと思う。しかしそれを理解できない人たちが会社の方針を決める役員や機械を気嫌いする人がいる限り、わりとしつこく残る仕事は多いように思う。科学者があと◯年でなくなるというのはまだまだ先な気がしますね。
人口が減る中で生産性革命は急務だと思うから、科学者さんが言ってるより前倒しでそういう社会にならないかなーと思います。ぼく個人で出来ることはしれてるけど、まわりとお客さんにめっちゃマネーフォワード for◯◯バンク(うちの)ってやつを推奨してます。草の根運動やね
職業と給与、プライドの問題について
働き始めて丸3年が経とうとしている。自分や同級生たちの話を聞いていて思うのは、職業と給与の問題。自分は、もらっている給与に対して価値があることができているかどうか微妙なので偉そうなことをいえる立場ではない。という前提で話したい。
先日ベトナムから来て専門学校で日本語の勉強をしている学生さんに話を聞く機会があった。平日は学生で、土日はフルでバイトしてる。それで14万の給料はってるって。。えーーーじゃないですか。
ちょっと考え込んでしまったんですよ。
Aストレス多い・高給→わかる
Bストレス多い・薄給→不憫
Cストレス少ない・高給→最高
Dストレス少ない・薄給→わかる
ライフワークバランスって上の4パターンしかない。十字の線を書けば一発で明快。
で、現実問題としてはここに職業の貴賤というもう一本の線があって、平面から立体的な問題になるわけですよね。例えば、正社員とバイトだったら正社員の方が尊いとか。(職業に貴賤はあるない問題は福沢諭吉があるといってるからここではムシする)
(退職金の積みたてや厚生年金払ってるとか抜きで)コスパでいえば、平日バイトはむっちゃいいよね~。あとはプライドの問題。
スタンフォード式 人生デザイン講座
仕事について悩んでいるので読んでみた。
仕事に対する向き合い方をデザインの観点から投影し、自分の人生を見つめ直すというもの。
まず、デザインについてなんの知見も持っていなかったのでそのエッセンスだけ簡単に。
デザイナーの仕事はさまざまなアイデアの中からもっと適したものを形にすることにある。重要なのは、広く選択肢を持ち、ひとつのアイデアにこだわり過ぎないこと。著者は仕事においても、間違った決めつけから出発して転職活動をつき進み、またうまくいかないケースが多いと言う。
そのデザイン思考を自分の仕事に当てはめると、必要なのは2つ。①自分のコンパスを作ること②プロットタイプを作ること
①自分のコンパスを作るのに有効なのはグッドタイム日誌をつけること。行動記録(主な活動をリストアップし、熱中したか、エネルギーが湧いたかを記録するだけ)を作り、それを考察する。何をしてる時に情熱を注いでいられるかを客観的に観察することで、自分がフロー状態で働ける条件を見つける。
②プロットタイプとは小さく始めるということ。うまくいけば拡大すればいいし、失敗すれば、これは向いてないと分かるというもの。
スタンフォードのデザインプログラムでよく聞くフレーズ「つくることは考えること」
ここは本書のキモだが、具体的にどう行動すればいいか、ちょっと検討がつかない、、。
例に開業に失敗した人の話が出てくるが、いろんな角度で点検してから始めるべきという教訓って感じだし、ブレインストーミングのやり方も載っているが、うーん。。
ともかく本書には、現在の自分の仕事と将来像は関係がないということをハッキリ書いてあって(根拠は薄く感じたが)自分の思いを明確にし、それに向かっていくつかの選択肢を自分でいくつかつくって(考えて)試して、これだという道に進む!
そして、得るは失うなりで、完璧な選択肢はなく、自分の理想と近いところまで人生をデザインできるかが重要と教えてくれる。
転職のやってはいけない
郡山史郎氏の本を読んだ。
同氏の主張は、なるべく今の仕事を頑張るべきであり、それでも頑張りきれない場合は転職という最後のカードを切ればいいというスタンス。
今は売り手市場の間違い、転職サイトの裏側という2つの項は、深く考えたことはなかったがそりゃそうよねという内容。
売り手市場というのはあくまでも、介護やサービス業、建設業では深刻な人手不足状態が続いていており、全体の求人倍率をめっちゃ押し上げているという訳で、経理などいわゆるホワイトカラーの職種はそうでもないという実態がある。という話。
転職サイトは企業からしかお金をもらえないという法律があるということは知らなかった。私たちは求人サイトを当たり前のようにタダで使う。求人サイトだってボランティアでやってるわけじゃないから、企業から金もらって回っているのである。そして、報酬を上げるには多くの人に転職してもらう必要がある。だから転職、転職とガミガミ広告する社会になってるということらしい。
一番参考にしたいと思ったのは、「会社はどこも50歩100歩」の項。なんせ情報過多な時代だから、こんどは情報がありすぎて混乱するのだ。そんなときは一旦頭をリセットし、どこの会社も似たり寄ったりだねぇ、と思っちゃうというのだ。
「細かいことは気にしないで、ここがいい!と思える要素が1つでもある会社を選んで先に進むのだ。」
そして結びに、
「重要なのは人を幸福にすることが、自分の幸福と深く関わっていることを知ること。その上で周囲を幸福にすることを目指し、たくさんの価値を生み出そうと努め、最終的に自分がどれだけ幸福になったかである」
「21世紀は自分でキャリアを決められる素晴らしいじだいです。だから、多少の苦労はつきものでも、どうか恐れずに選択肢があったら難しい方を選んでみてください。」
「過去はどうでもいい。現在のすべてを、未来のために使う」(盛田昭夫氏)
と、転職のテクニックというより、泥臭くても考え抜け!根性を見せつけてくれ!というカッコいいスタンスを提示して締められている。
ビジョンや理念に心から共感でき、またその会社からビジョンに忠実である会社に勤められればこれ以上のことはないだろう