最近、セクシーゾーンの中島健人くんがテレビに引っ張りだこだ。ナルシスト推進協会としては、かれのあふれ出るナルシストぶりは、ナルシズムの偏見取っ払いに大きく貢献してくれることを願うばかりだ。しかし現実は道半ば。ツイッターで中島健人とエゴサーチするとやはりというか、案の定、ナルシストｗｗ自意過剰もほどほどにしろよｗｗと冷笑＆冷笑が飛び交う。あのスーパーアイドルをもってしてもダメか…という諦めとともに、いや、意外とナルシズム協会にとってはこの風潮はわるくないぞというようにも思うのだ。
まず自分のナルシストという考え方の持論を端的にいうと、正義だと思っている。おそらくこの価値観は世間のものと大きくズレがあるので人にもあまり言ってこなかった。
ナルシストを正義とまで言うには理由がある。それは僕の生い立ちから考えると分かりやすい。まず僕の場合は家庭教育が最低の水準だった。そのため、何をやってもパッとせず、かといって好奇心もなく、まったくイケていない。小学生のときの写真を見ると元気なさそうだし、子供らしくない顔をしている。転機が訪れたのは中学生だ。そう、思春期なわたしはとにかくモテたかった！！！さて、こんな自分ではダメだ。ということで美容室でおすすめワックスを教えてもらい、おしゃれを学び始めた。こうなるとアホの一つ覚えで、髪形が気になって仕方ない。授業中もカッコつけて30秒に1度はさわっていた。授業と授業の間の休憩時間のたんびにトイレに向かい鏡を見ては髪形をチェック。街にでても、ちょっとしたガラス越しなどでもこっそり、しっかり自分を見ては悦に浸っていた。ジャニーズにも憧れた。（今もかなり好きではある）当時のはやりは圧倒的に平成ジャンプ。女子たちは山田君に夢中だった。山田涼介という仮想敵をつくったギャップを埋めようと努めた。そう、めっちゃナルシスト！！！
徹底したナルシズムは効果を生んだ。なんか最近カッコよくなったな、自分。という実感があった。そして事実、モテるようになった。バレンタインのチョコもそれなりにもらって、彼女もできた。それが励みになって一層ナルシズムの道を早歩きで進むことになる。高校にあがったおれは、校内でそれなりに噂された。しかし、ここでナルシズムは一旦終了する。なぜかは分からない。とにかく急にカッコつけるのが面倒になってしまったのだ。それからというもの、カッコよくなった自分という貯金を取り崩してくように残念になっていく。不細工ではないというぐらい。
ナルシズムと見た目の美しさには相関があるという気づきを得た
まぁ考えてみればそりゃそうだろうということになる。しかし多くの人はこの事実に気がついていない。もしくは、カッコつけるのが面倒で、それを放棄しているよう思う。そしてナルシストをみてあざけわらう。この構図ができることに長年疑問を感じていた。
なにかがおかしい。どう考えても！！ナルシストはカッコよくなるための努力を惜しまない人のことだ。一方そうでない人は、なんの努力もしていないのに、ナルシストの事をあざけわらう。
しかし最近、その答えが自分なりに出せた。結論としては、世間はどうあれ、自分はナルシズムを続けよう！だってカッコよく生きることは何よりも尊重されるべきことだと思うからだ。
美しさになぜ価値があるかと言えばその希少さだろう。だれもが美しい字を書きたいけれども、なかなか書けないものだ。全員が美しい文字をかけるようになれば字の美しさに価値はなくなる。顔や見た目の美しさだって一緒だ。だれもが山田涼介や石原さとみになりたい。もし全員がカッコよく、きれいになれたらはやり美しさの価値はなくなるし、現実的でもない。そして口をそろえてこう言う。顔なんて、字と違って努力のしようがない。。しかしナルシストは違う。頂いたDNAを最高に引き出そうと努力する。確かに素材も大事だけど、それを最大限に引き出す努力が大事なことを知っていると思えてならない。
この事実から、努力をしないものが冷笑し、彼らが世間のマジョリティを占める理由が分かった。だいたいの人はナルシストになる努力をめんどくさがった。そして、自分の顔に満足しないまま大人になり、少数の美男美女を見て嫉妬した！
というのが僕の見解。これはかなり確信を突いていると勝手に思っている。
そして冒頭で「ナルシズム協会にとってはこの風潮はわるくないぞというようにも思うのだ。」と述べた理由もわかっていただけだろうか。みんながナルシズムの良さに気が付いてしまったら、みんなカッコよくなってしまって、もともとカッコよかった＆きれいだった人の評価が相対的に落ちるのだ。
世の中イケメンやかわいい女の子は自分のことかわいい～～～って思えばいいんだよ！！それは圧倒的に良いことだし、世間の声は気にしなくてもいい。
もっともっと鏡みろ！カッコつけろ！そして思え。自分はイケてると。きっと人生楽しいよ✌
