1年半ぶりに東京にきた。前はロッキンに行く前に観光したんだったな。田舎もんにとって、「トーキョー」以上に心が踊るフレーズはない。
さて胸を膨らませて行ったトーキョー。職員旅行だから、多少みんなに合わせるのは仕方ないと思って行ったディズニーが楽しかったんだな。タワーオブテラーも乗ったしね。帝国ホテルでランチも食べたけど、これはコストの割にうまくははなかった。まぁ、経験ということで。
2日目は築地スタート。威勢のいい街で大盛りをガツガツくらった。黄金の液体と一緒にグイグイやった。
(とろっとろのウニとプリプリのホタテがうまい)
そのまま軽やかな足取りで原宿へ。コートを買おうと思って、アウターを着ずに東京に来た。3.6万と値段は張ったが、表参道ヒルズのアーバンリサーチで見事、山口一郎みたいなコートを買えた。ヒルズ内と街のセレクトショップをぐるっと見たけど、やはりこれが最もピンときたのだ。小沢健二どんに言わせてみれば「恥ずかしながらもウキウキ通りを行ったり来たり」だそうだ。たしかにそのワンフレーズに全てが詰まっている。
余談だがタクシーに乗りながらおっちゃんに「ヒルズって六本木だけじゃないんですね」と報告すると、ヒルズってのはね、森ヒルズグループが手がけてるんだよと教えてくれた。すぐさま株価を確認して、そっ閉じした()
あと、行きたかったラテストへ。ショット追加のホットラテ。チョコレートのごとく美しく抽出されるとろとろエスプレッソ、丁寧にスチームされたミルクが美人バリスタの手によって芸術になる。
(偏差値75のラテアート。自分でもこのレベルまでやってみたい)
そして明治神宮でおみくじ。なんだか今の自分をピタリと言い当てられた。このあともう一回引いたのは秘密
(あれこれ気を使い過ぎていては、何にもできないよって書いてある。ドンピシャやん)
原宿から下北沢に移動した。山手線とメトロの乗り換えをスマートにキメて、気分はすっかり都会人。ルンルンでベアポンドエスプレッソに向かった。
下町情緒あふれる街で、一気に親近感が湧く。途中で道を聞いた若い好青年は、バンドマンだった。「とりあえずCD出してみて、みんなの反応がみたいね」って会話を遮ってまで道を聞いたのだ。営業時間が差し迫っていたので、申し訳なかった。でも本当にありがとう。ぜひメジャーデビューしてほしい。そんな夢を追う若者の街で、もくもくとエスプレッソを抽出する田中さんは野性的で素敵だった。エンジェルステイン見たかったんだけど、朝だけなんですということでマキアート。カカオのようなエスプレッソが忘れられない。
(田中さんの渾身の一杯を頂く)
夜はまた築地に戻って、大人ぶってオイスターバーへ。生牡蠣初めて食べました。美味しゅうございました。もちろん、牡蠣鍋もお刺身も。ここでもまたビールとワインをグイグイやった。お腹壊さないことを祈る。
(生牡蠣。はじめてのオイスターバー)