にぼ始め

 

してきました!いぇーい✌️

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僕が大学を卒業して以来、どんどん変化するにぼ二郎。昔はほんとうに接客が底辺レベルだった。硬派なラーメン屋といった感じで、逆に私は好きだった

 

どれくらい接客がダメだったかというと、客が並んでる中、食事中にケータイを触ってたら怒られた。こんな調子だから二郎系に初めてきた客にももちろん厳しい。

二郎系では好みを聞いてから盛り付けをする。

お客様、どうされますか〜??

と聞かれたら、野菜、アブラ、ニンニクの量をそれぞれ増し増し・増し・普通・少なめ・なし

で答える。

 

これがもちろんだが初心者には分からない。そしてお客様〜と言われてタジタジになる客を、一昔前のにぼ二郎なら、睨む。睨みつけられるのだ。

 

これを勝手ににぼ二郎の洗礼と呼んでいる。「テメェそんなもん知らずに来たんかァ!この世間知らずがーー」という目で客をジロリと見る。にぼ二郎を中心に世界が回っているかのようだ。雰囲気を察した隣の客がシステムを教える。これにて無事、「洗礼」が完了する訳だ。この涙ぐましい連携プレーこそ、二郎の洗礼なのだ。そして洗礼を受けて病みつきになるアホどもが常連と化す。私もその1人だ。

 

最近の飲食店の流行りといえば、ホスピタリティを前面に出したものが多い。積極的にお客さんに絡んでいくタイプのおもてなしだ。例えばカフェに行けば満点の笑顔で接客される。注文の仕方に戸惑う客に対しても100点満点の説明でもってもてなす。カフェみたいなゆったりする場所でなくてもそうだ。居酒屋に行けば、ビールを持って来た店員が「お疲れ様デース!」(おつかれさまデース♪と店員のコールが入る)といった具合に勝手に乾杯の音頭を取ってくれたりする。ぐいぐいジョッキを飲み干せば今日もおつかれ♡の文字が見え、これまたほっこりする仕様になっている。

 

一方でにぼ二郎は最近のトレンドとは真っ向から反対路線。「一言もしゃべらずに集中して食え!」「注文の仕方くらい予習してこい!」と、あくまで硬派なオヤジがそこには突っ立っていた。またはいかにもラーメンばっかり食ってそうなファットボーイが店を回すエンジンだった。いわば全体的に汚かった。私はこれを褒め言葉として使っている。なぜなら、その汚さこそがにぼ二郎をにぼ二郎たらしてめいるものだからでる。

 

硬派な姿勢は評価されていたかは分からない。ただ私はにぼ二郎の洗礼を受けている時に店内にいたら、今日はラッキーだった🤞と思っていたくらいだ。だってウケるんだもんw

 

だがしかし、今日のにぼ始めで驚いた。可愛い女の子が働いている…!おかしい。これは何かの間違いだと思ったがかわいいから許した。

アニメでいえば、にぼ二郎は2期目に入ったのかもしれない