でんぱ組の話がしたい
好き過ぎて、うまく書けるか心配だ
もともとアイドルはそんなに詳しくなく、ももクロが流行ればそっち、AKBが台頭すればそっちといった程度だった
ところがどっこい、だ。大学4年の時にロッキンで見たでんぱ組がカッコよすぎたのだ
カッコいい!!!!!!!!!!!
ロッキンで一番輝いてたよ!!!
彼女たちの最大の魅力とは「人間やれば出来るんだよ!!」という強いメッセージ性にある
というのも、彼女たちのおいたちというのは、いじめられっ子だったり、ひどい引きこもりだったり、コミュ症過ぎて友達が一人もいなかったりと、それぞれが強烈な黒歴史を持っているのだ
ステージで華々しく活躍している姿からはとても想像がつかない
少なくともでんぱ組が登場するまでは弱みを前面に出すアイドルはいなかった
それが逆にウケた。だって健気に努力してる姿って、なんか応援したくなるじゃん!
過去をバネにしてがんばってる姿ってステキじゃん!!
ハンディキャップを持つ彼女たちが、血の滲む努力を重ねて、武道館に立っている。ロッキンで入場規制がかかる。
「マイナスからのスタートなめんな!!」
そして思うのだ。
あぁ、もしかしたら自分もやればできるかもしれない…!
そうでんぱ組とは「勇気をくれる存在」なのだ
なんかヤだなーと思ったとき、でんぱ組の曲が支えてくれる
音楽にしても本にしてもそうなのだが、アーティストや作者と、身体や時間を共有せずしてしているのに、触れることができるという点にその偉大さがある
もはや当たり前の事実だが考えてもみてほしい
音楽というのはCDが登場するまで、不便な存在だったわけだ
そのCDが世の中に普及し始めたのは1990年代に入ってからの話である
この事実を踏まえると、音楽を持ち歩くようになったのはほんの最近のことだと気が付く
いい時代に生まれたことを感謝せねばならないと思う
少し話は逸れたが、そうやって上手に彼女たちからパワーをもらって、辛いときにはでんぱ組の活躍をそばに感じながら、ポジティブに生きていこうじゃないか!
そう、彼女たちは「熱源」なのだ
人生つまずいたら、うつむいてばかりじゃ始まらなくて、やっぱり努力するしかない
そうやってるうちにいつの間にかおもしろくなってきちゃって、気づけば人生は好転しちゃってるもんだよ
と教えてくれている
本気でやってこそ、本当のおもしろさに出会えると
僕にとってでんぱ組とは「詰みかけたとき、正しい方向性を示してくれるコンパス」のような存在だ
そしてこのでんぱ組フィローフィーはすごく正しい気がする
彼女たちの活躍がそれを証明しているように思う
これからも彼女たちのように、謙虚にひたむきに努力するなかで楽しいことを見つけていく姿勢を忘れず生きていきたい